074133 ランダム
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意識・安藤忠雄氏から思う事

◇意識・安藤忠雄氏から思う事
昨晩、教育テレビの「ETV」(再)で「建築家・安藤忠雄」
を観ました。
イタリア語講座(?)を「夜中なのにテンション高いな~・・・」
等と思いながらボーッと観ていた惰性でチャンネルをそのままにしておいただけなのんですけど。最初はね。(笑)

彼は阪神淡路大震災で古き良き時代の神戸の半壊した
洋風建築を修復して残しておきたいと、家主を談判しに
奔走した方です。結果は全敗でしたが・・・
「一度壊して新しい建物を建てた方が経済的に負担は軽いし、
新しい方がキレイだけれども、そういう企業の思いだけで
本当にいいのか?建物は所有者だけのものではない、
建物があって木があって、もうそれは景観の一部なんだよ、
皆がずっと眺めてきたものだもの」
「環境との共存」という言葉も使ってましたね。

彼の理念は「古い物を修復しつつ、新しい物との融合」、
明治初頭に建てられた建築物をそれを建てた人の思いを
大事にしながら、修理修復し、また100年もつようにする、
でまた100年後その思いを誰かが受け継いでくれたら・・・・・
とそんな思いがあるようです。

いつしか、彼のインタビューを私は「ドキドキ」しながら
聞いていました。
「今」という時代だけではなく、後世にきちんとした形で美しい物価値あるものを残していく、この考え方は賛同します。
古い仏閣等は保護されていますが、明治・大正の建築物って
どうも現代において軽くみられていると、ずっと個人的に感じていたからです。
「ただ大きな建物を建てるだけが建築家ではない」
こういう考え方もありなんだなと、
自分が職業の既成概念にとらわれていたのがよくわかりました。

+++実際、今の私の職業と関係が無いこういう話題が
耳に入るようになるには何かの「きっかけ」があったんです。
きっかけというのは最近「建築」に関わっている方達と
知りあう機会がありました。

私の親族は皆、なにかしら「住」環境の仕事に携わっており、
今までそういう話題が身近にあったのにも関わらず、
まるで無関心だったんです。

多分、その方達と知りあっていなければ、
その番組も見ないで、チャンネルを変えてしまっていて、
先程書いた「環境との共存」という言葉にも
出会っていなかったのですよね、きっと。
今まで見えていても見えなかった(気付かなかった部分)
そういう知らない知識は世の中にまだいくらでもあると思うんです。

現在「好奇心を常に持つ」事は大切な事だと思って、
いろんな方のいろんな意見を聞きたいって欲求があって、
多数のセミナーにも個人で参加したりしてます。
何でも首を突っ込む八方美人に見られても仕方がない(?)
かも知れませんが、柔軟性のある人間になりたいなと。
よって育児や、家事よりおもしろいものを見つけてしまいました。
(育児はしたことないですけど)
「男に生まれればよかったのにね」って
最近両親から嫌味を言われます(笑)

「情報のアンテナを張り巡らせる・・・・」いってみればここ
(楽天HP)はその一つの手段であり、実際、オフライン
(人間対人間)の状態で興味を持った方々と
コミニュケーションをとりたいと常に考えてます。
所詮ここのなかの会話はバーチャルな世界の一つなのですから。

「話題をたくさん持っている人のところに人が集まる。」
情報も多種多様化している現代だから、なかなか難しい部分
だと思いますが、誰とでも気後れせず話す事ができれば・・・・と、
それが目標かな?(笑)まだまだ、だめだめですけれども。

最後に一つ
「縁側の良さ=自由な空間・・・
本を読んでも昼寝をしてもいい何でも出来る空間」
と彼は語っていました。

実際、縁側のある家を最近見なくなったと思いませんか?

いつか、縁側のある日本家屋に住みたいな、とは昔から
思っているんですけどね。(笑)贅沢な夢ですけど。

掃除?しっかりやるから~。(爆)




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